RF収録再生システムの制御PC

高速転送と大容量保存に対応する、
小型ワークステーション。

収録・再生の操作と、大量のデータの連続転送・保存を担う制御PCです。必要な転送速度と収録時間に合わせて構成します。

小型ワークステーションとN310、ディスプレイを組み合わせた構成イメージ
小型PC型の構成イメージ(N310使用)。PC・周辺機器の外観は構成例です。
01 / ワークステーションでできること

広帯域・多チャネルの信号を、
ストリーミングでも、本体メモリでも収録・再生。

10 GbEと高速SSDを搭載し、広帯域・多チャネルのストリーミング収録・RF再生を支えます。

ストリーミング方式

広帯域・多チャネルをSSDへ連続収録。

受信したIQデータを連続してSSDへ保存し、保存した波形をUSRPへ送り続けてRF再生できます。

USRPRF信号を受信・送信PC・保存用SSD動作中に連続転送
収録・再生帯域幅の構成例
100 MHz BW × 4 ch
N310を使用した、合計400 MHz BW帯域の小型構成例です。1チャネルの帯域はUSRPによって異なります。
収録時間の目安
空き容量7.2 TBで約60分
100 MHz BW/ch × 4 ch、I/Q各16 bit、合計2 GB/sで保存する場合の計算値です。連続動作の実測時間ではありません。

各USRPの連続動作・同時収録再生の確認範囲は、機種ページでご案内します。受信と送信を同時に使う場合は、両方向の転送・SSDアクセスを含めて構成を確認します。

本体メモリ方式

本体メモリで収録・再生。データ回収も高速に。

X420などのUSRP本体メモリを使って、広帯域の信号を収録・RF再生できます。

収録
短い区間をUSRP本体メモリに収録し、収録後にPCのSSDへ取り出して保存します。高速な通信機器とSSDを組み合わせ、次の収録までの待ち時間を短くします。
再生
波形を本体メモリへ事前転送し、繰り返しRF再生できます。

対応帯域・1回の収録時間・保存できる波形の長さは、USRPとFPGA構成によります。短縮できる回収時間は、データ量と実際の転送・保存性能によります。

携帯性を重視する場合は、本体メモリ方式で使うノートPCの構成・使い方もご覧ください。

02 / お届けするPC

収録・再生を支える機器を、
設定済みの構成で。

B2x0以外でストリーミング収録・再生を行う場合は、小型ワークステーションを基本に構成します。以下は合計400 MHz BW帯域向けの小型構成例です。使用する帯域とチャネル数に合わせて、CPU・SSD・通信カードを選定します。

CPU
Intel Core Ultraシリーズ
メモリ
16 GB〜
システム用SSD
NVMe SSD 256 GB
保存用SSD
NVMe SSD 4 TB × 2
保存方式
RAID0(2台に分散して読み書き)。システム用SSDとデータ保存用SSDを分けて構成します。
USRP接続
USB/1 GbE/10 GbE × 2。10 GbE対応NIC・DACケーブルを使用し、機種に合わせて接続します。接続条件を見る →
本体容積
3.9 L(小型構成例)
電源
AC電源
周辺機器
ディスプレイ・キーボード・マウス
OS・ソフトウェア
Ubuntu Linux・ドライバー・収録再生ソフトウェア・データビューアを設定
付属資料
日本語の技術・操作マニュアル(電子版)

掲載仕様は構成例です。採用するPC・機器と納品範囲は、お見積もりに明記します。

03 / 選べるオプション

必要な性能と運用に合わせて、
構成を選ぶ。

保存用SSDの容量変更

必要な収録時間に合わせて、SSDの容量・台数と持続性能を確認して選定します。搭載できる容量・台数はPC構成によります。

データ持ち出し用の外付けSSD

データ退避に使用する外付けSSDのイメージ

収録後のデータを外付けSSDへコピーし、内蔵SSDの空き容量を確保します。持ち出したデータは解析用PCでも利用できます。Thunderbolt 4対応の高速SSDなどを選定できます。直接連続収録する場合は、接続と持続性能を個別に確認します。

04 / よくある質問

性能と運用の疑問に。

ノートPCと小型ワークステーションは、どう選びますか?

必要な帯域・収録時間・取得間隔と、携帯性から選びます。B2x0のストリーミングはノートPC、それ以外のストリーミングは小型ワークステーションを基本に構成します。

本体メモリ方式はノートPCでも動作できますが、回収を速くして次の収録までの待ち時間を短くしたい場合は、小型ワークステーションも検討します。PCの種類だけで優劣を決めず、通信とSSDを含む実効性能で選びます。

PC性能で変わる帯域・回収時間を見る → / ノートPCの構成・使い方を見る →

10 GbEとRAID0なら、どの帯域でも連続収録できますか?

使用する帯域・チャネル数に必要なデータ量を求め、通信とSSDの持続性能を確認して判断します。10 GbEは1リンクの通信規格、RAID0は保存方式であり、その名称だけでは連続収録性能は決まりません。

掲載している合計400 MHz BWの例は、I/Q各16 bitで保存時に合計2 GB/sを扱います。同じ形式を転送する10 GbE 1リンクの理論値1.25 GB/sでは足りないため、必要な接続本数または別の通信構成を、USRP・FPGAの対応と合わせて選定します。通信上の付加情報やPC処理もあるため、実効速度は規格値と区別します。

SSDの構成例は4 TB × 2です。容量や台数から持続速度を推測せず、採用するSSDのRAID0構成で連続書き込み・読み出しを確認します。同時収録再生では、読み書きを合わせて評価します。

通信・SSD速度と帯域の関係を見る → / 合計400 MHz BWの保存量の計算条件を見る →

約60分の収録時間は、どのように計算していますか?

合計400 MHz BW帯域、I/Q各16 bitで、保存に使える空き容量が7.2 TBの場合の計算です。100 MHz BW/ch × 4 chなら、サンプルレートは125 MS/s × 4 chとなります。

125 MS/s × 4 ch × 4 byte=2,000 MB/s(2 GB/s)。7,200,000 MB ÷ 2,000 MB/s ÷ 60=60分です。容量は10進表記で、搭載容量8 TBと実際に使う空き容量7.2 TBを区別しています。

空き容量から求める目安であり、60分を動作上限とするものではありません。収録・再生の確認実績は機種別ページでご案内します。

保存データ量の共通の計算方法を見る →

X420の最大1 GHz BW帯域も、このPCで連続収録できますか?

この小型構成例の合計400 MHz BWと、X420のRF最大帯域は別です。さらに広い帯域のストリーミングは、通信・PC・SSDを含めて個別に構成を確認します。

本体メモリ方式で対応帯域の短い信号を扱う場合は、ノートPCでも構成できます。PCへの回収時間を短くしたい場合は、高速な通信・PC・SSD構成も検討します。使用するFPGA・周波数・チャネル数などの条件はX420ページをご確認ください。

X420の性能・確認範囲を見る →

SSDを増やして、長時間のデータを保存できますか?

必要な収録時間に合わせて、PCの搭載可能容量・台数と持続性能を確認します。紹介している小型構成はデータ用4 TB × 2、合計8 TBです。この容量をすべてのワークステーションの上限とはしていません。

この構成例のRAID0は、2台のSSDへ分散して読み書きする方式です。データを二重に保存する構成ではないため、保存データは別のSSDなどへバックアップしてください。

複数台のUSRPを接続できますか?

接続する台数・帯域・チャネル数・同期条件に合わせて構成をご相談いただけます。接続端子の数だけで、同時に連続収録できる性能が決まるものではありません。

既存の小型構成紹介で動作確認しているのはUSRP 1台の構成です。複数台での合計転送量と動作は個別に確認します。

PCの指定やCPU・メモリの変更はできますか?

ご希望の機種・仕様をお知らせください。Ubuntu Linux、通信カード、SSDや拡張スロットの条件を確認して選定します。当社で設定・動作確認を行ったPCでの提供が前提です。

アプリの追加やOSの更新はできますか?

アプリの追加は可能ですが、収録・再生中は動作へ影響する他の処理を避けてください。OS・ライブラリー・ドライバーの更新は動作確認済みの組み合わせに影響するため、事前にご相談ください。

05 / 機種の条件と構成相談

記録したい信号と時間から、
PC構成をご案内します。

使用する帯域・チャネル数、連続動作の時間、繰り返し取得したい間隔、収録・再生を同時に行うかをお知らせください。

小型ワークステーションの構成を相談する

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